ぼにばな縁日会とうたあそび

ぼにばな縁日会とうたあそび

広島県庄原市比和町三河内慶雲寺で毎年8月の最終日曜日に行なわれているイベントです。

慶雲寺からの眺望

ぼにばなの咲く丘

長者屋の縁側で「うたを詠む」人たち

長者屋で行われた「ご縁のお茶会」

慶雲寺本堂玄関座敷でいただく「比和のもえぎそば」

ヒゴタイ

「ぼにばな」とは「ヒゴタイ」のことで自生しているのは広島県では県北の限られた地域だけです。

現在本州でヒゴタイの自生が確認されているのは広島県,岐阜県,愛知県だけのようで,九州では大分・熊本に分布しています。本州では極めて稀な植物ですが,九州では稀な植物ということで環境省は絶滅危惧IB類に指定されています。

この植物は氷河期時代に日本列島・朝鮮半島の海面が下がり中国大陸と陸続きになった頃に中国大陸から来たと考えられています。

比和では多くの農家が和牛の飼育をしていた頃までヒゴタイを盆花としてお墓に手向けていました。そのため盆花がなまって「ぼにばな」と呼ぶようになったようです。

高度成長期,和牛の飼育をやめる農家が増えると農地の草刈りをこまめに行わなくなり,ヒゴタイが育たなくなりました。絶滅したかに思われたヒゴタイでしたが,昔ながらの農業を続けている場所でひっそりと咲いていることが確認されました。

この貴重な植物の自生が確認されると自生地より種を譲り受けた方がヒゴタイの苗を育て地域にひろめる活動を行いました。その後この地域に残った貴重な植物を後世のに残そうと保全活動がおこり,現在はヒゴタイの会が「ぼにばなの咲く丘」で保全活動を行っています。活動の成果が現れ株数が増えてからは毎年この時期に一般公開しています。

また,ヒゴタイ等の生物の多様性の保全と持続可能な地域づくりをめざして比和小学校の5・6年生の授業に協力し,ヒゴタイ学習を行っています。

「ぼにばな縁日会とうたあそび」イベントの様子をビデオで紹介しています。


「(新)三河内88箇所」紹介ビデオ

ぼにばな縁日会はお大師さんの翌日に行われています。慶雲寺には1864年から四国88箇所に見立てて88の座像が設置してあります。昔ながらの88箇所のコースは高齢化に伴い管理しやすいようにと整備され,約10分で1周できるコースとなっています。

「(旧)三河内88箇所」紹介ビデオ

1864年から最近まで続いた昔ながらののコースです。現在座像の位置は変わりましたが,道はあるので探検できます。ビデオはスライドショーです。この座像が場所を変えて新88箇所となっています。


今年のぼにばなの咲く丘の写真

ぼにばなの咲く丘は慶雲寺参道途中にあります。
この写真の右側です。

ぼにばなの咲く丘


ぼにばな(ヒゴタイ)

奥に写っているのは長者屋の屋根

奥の山は今櫛山

長者屋の庭に咲くヒゴタイ


左の山がみつご山(城山)右が勝光山(祥光山)

2017年の写真 




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